面接で馬鹿正直に話して失敗した就活の話

☆日常のあれこれ

皆さんは就職活動やアルバイトの面接で、正直な気持ちを話したのに落ちた・失敗した経験はありますか?

私はあります。
ものすごく正直な気持ちで就活の面接に挑み惨敗しました。

馬鹿正直に就活して、結果落ちてばかり。悲しくなりますよね。

「馬鹿正直に話して受け入れてくれるところが1つくらいはあるでしょう」と本気で思っていたので、悲しい気持ちになりました。


私は”就活に対してすごくひねくれた考え方をしていたな”と今でも思います。
ですが、もう一度大学生に戻って就活しろと言われたとしても、同じことをする自信があります。

私は馬鹿正直に挑んで落ちて、後悔はしていません!強がりではありません。


なぜ後悔したり落ち込まずにいられるのか。
それは、馬鹿正直に面接して就活はダメだったけど、

その後自分の納得できる仕事を見つけて正社員として働くことができたから


です。



  • どうしても面接では正直な気持ちしか話したくない
  • 正直に面接を受けて落ちてばかりで不安


そんな方に読んでほしい内容となっております。


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私の就活事情①正社員としてやりたかった事

まず私が就活で目指していた職種はOL事務でした。

理由は、高校大学とずっとバイトで接客業をしていた為、全く違う職種に就いてみたいと思ったからです。。

接客業はすごく楽しかったし、自分にも合っている仕事だと感じていました。
ですが、せっかく就職するのであれば“アルバイトでは経験できないような仕事をしてみたい”と考えました。

という流れで、希望する職種はOL事務一本に絞り、業界は問いませんでした。



私の就活事情②エントリーから社長面接まで

大学3年の冬ころだったでしょうか…。
一般的にみんなが就活を始める頃に、波に乗るように私も始めました。

大きな会場で合同説明会が始まったころです。

そのころ、”エントリーは100社くらいやるべき”なんてネットに書いてあったりしてたけど、エントリーしたのは20社くらいだったと思います。

”全く興味ないところにとりあえずエントリーする意味がない”と本気で思っていましたし、まあまあいいなと思ったところにしか応募したくなかったのが本音です。

「こっちから選んでやるんだぜ」くらいの気持ちでした。

あ、大学フィルターに絶望したのもちょうどこの頃でした…。
大学フィルターが本当にあると知って落ち込みました。



「こっちから選んでやるんだぜ」のような感じでやってはいたものの、書類が通り2次も通り、役員面接も通り…。

社長面接までポンポンと行けた会社が3つほどありました。奇跡です。


社長面接で話したこと

ありのままの私で挑んで、受け入れてほしい”という考えが強かった私。

そもそもめちゃくちゃできるやつアピールをするのが就活なんだろうけど、

”偽ったアピールをした人を採用してしまって、後々全然違う人だったら嫌じゃないのかな?”

なんて、選ぶ会社側の気持ちとかになって考えていました。謎です。




そしてついに社長面接。

すべての質問に正直に答えました。


【社長面接でのやり取り↓】

  • 自分の性格について聞かれたら→自信がなくてポジティブ人間ではない
  • なぜこの業界を選んだか聞かれたら→全然知らない業界だったけど、就活をしていく中でこんな業界があるんだと初めて知って興味を持った
  • なぜこの職種を選んだか聞かれたら→今まで接客業しか経験したことがないからアルバイトではできない仕事がしてみたい
  • どんな働き方がしたいか聞かれたら→仕事も一生懸命頑張るけどプライベートも充実させて両立させたい



このようなやり取りをしました。

社長面接でこんなにも馬鹿正直に答える人は、あまりいないのでしょう。



そもそも、私の考えは

「実際入社して働いたこともない会社の良いところだけ聞いて考えて作り上げた志望動機なんて嘘じやないか!」

というものでした。

(もともと夢があってやりたい仕事が決まっている方は別ですよ。やりたい仕事がとくに決まっていない場合の話をしています)



また、就活に対しては”みんな同じような証明写真撮らされて、同じ格好させられて同じような黒髪にして同じような化粧している”ことに違和感しか感じていませんでした。

個性打ち消して何の意味があるの?もっと自由な格好とかで就活したらだめなの!?

と毎日思いながら就活をしておりました。

このようなことは、当時周りに話したこともなかったので”私ってズレてるのかな”という気持ちで常に過ごしていた大学4年生でした。



馬鹿正直に面接を受けた結果

あたりまえに全滅しました。

3社も社長面接まで行ったのに、全て社長面接で不採用。

ですが、面接では本当に嘘偽りなく話したので悔いはありませんでした。

聞かれた話に素直に答えるつもりで挑んだので”こんなこと聞かれたら、こんな感じで答えよう”の様な準備を何もせず挑んだのですが、

言葉に詰まることなく本心を話せたので悔いはありません!



ひねくれ学生へまっしぐら

社長面接まで行った会社が全滅したので、私はその後も就活は続けていました。

ですが4年の夏頃になると、ほとんどみんな内定をもらって就活を終え始めます。


私は就活を続けてはいたものの、もうなんなら今の時点で受けている会社なんて47志望目くらいのところになるじゃないですか。

だって、もう何か月も就活している就活生が、就活の終盤くらいで受けに行ってるわけです。

そんな中、面接を受けに行ったりしていましたが…。

この就活終盤の夏ころに面接を受けているということは、当たり前に第1志望でも第2志望でもないことは面接官も分かってるはず。

それなのに



「うちを第一志望として選んだ理由はなんですか?」

とか聞いてくるもんだから…(それが面接官の仕事)


志望理由を考えることができなくなってしまったのです。

嘘でも考えるべきだったのかもしれませんが、考えられなくなってしましました。


そしてついに


「志望動機なんてないよ。行きたい会社に内定をもらえなかったから、仕方なくここを受けているんです。面接官のあなたも本当はわかってるんでしょう?」

なんて答えてしまいそうになったので、

ああ、もう無理だ」となり、就活に幕を下ろしました。



その後・考え方

就活を辞めたけれど、「卒業したら働いてお金を稼ぐぞ、自立するぞ」という気持ちはしっかり持っていました。

ですので、しばらく休憩した後に派遣社員について調べることにしました。

本当にやりたいと思える仕事を見つけて、私を受け入れてくれる・求めてくれるところに出会えたらその時頑張ろう


そう思い、正社員へのこだわりを捨てたのです。

就活では失敗したOL事務からは一度離れ、自分にすぐできそうな仕事を考えてみました。

その結果、アパレルのバイト経験があったのでアパレル販売員やってみようかな!と思いはじめ…。

卒業間近の大学4年の3月にアパレルの派遣会社に登録し、4月からの職場も決まり安心して卒業することができました。

そして派遣社員で一生懸命働いていいるうちに正社員へのお誘いを受けその後正式に正社員になれました


※派遣社員で働いた3年間について、実際に感じたメリット・デメリットをこちらの記事で書いています♪気になる方は是非ご覧ください☆私は派遣社員としての働き方には満足でした。↓↓




馬鹿正直に面接したって良いじゃないか


私は馬鹿正直にやって本当に良かったと今でも思っています。

正社員としてやりたくもない会社でやりたくない仕事についても頑張れる自信はなかったし、自分を偽って雇ってほしくないという謎の気持ちを、結局最後まで捨てられませんでした(笑)

でもそれで良かったと今でも思えています。なぜなら、

本当にやりたいと思える仕事を見つけて、私を受け入れてくれる・求めてくれるところに出会えたらその時頑張ろう

という、正社員へのこだわりを捨てた時の決断は間違いではなかったからです。

私はその後アパレルの仕事を続けていく中で、”もっとやりたい 上を目指したい”という気持ちが芽生え、長く意欲的に仕事に取り組むことができました。

私は、やりたいこと・頑張れることが見つかってからでも遅くはないと思います。

意欲や熱意があれば、その先は自分次第でどうにでもなります



とはいえ私のような就活を心からオススメすることはできませんが、私と同じように、正直な気持ちで挑戦している方の背中を押せたら嬉しいなと思って書いてきました。

でもこんな人でも、中途採用から一生懸命取り組んでスピード昇格したりもできます。(実話です)

本気になればチャンスはいつだってやってくるのです!

私のように、馬鹿正直に挑戦したいという気持ちを持っている方を全力で応援しています。

自分に嘘をつかず、後悔しない道を選んで行きたいですね。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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