
こんにちは。毎日平和に暮らしたい派のもちです!
今日は「平和に過ごす為の会話術」を紹介します!
彼氏・彼女、夫婦間で
「喧嘩ばかりしてしまう…。」「言い争いばっかりしてる…。」
こんなお悩みはありませんか?
できることなら喧嘩も言い争いもしたくないのが本音ですよね。
この記事は
- キツい言い方をしてしまって反省することがある
- 何かとすぐ喧嘩に発展してしまうのをどうにかしたい
- 相手に伝えたいことがうまく伝わらない
このような方に参考になる内容です。
冒頭ではカップルや夫婦の方に向けて声掛けさせていただきましたが、
これから紹介する会話術はカップル・夫婦に限らず
お子さまにも効果的な方法です。
「子どもがなかなか言うことを聞いてくれない~」
「毎日ガミガミしすぎて疲れる」
とお困りのお父さんお母さんも是非参考にしてください☆
早速ですが、試してほしい会話術。それは
【わたし言葉で話す】。

【あなた言葉】と【わたし言葉】があることはご存じでしょうか?
伝える時の言葉の主語が【あなた】か【わたし】の違いで分けられます。
この2つの違いについては後ほど詳しくご説明します。
【わたし言葉】で伝えたい事を伝えるようにすると、相手への伝わり方に変化が起き、スッと受け入れてくれる傾向があります。
その為、言い争いにならずに済んだり子どもがいうことを聞いてくれる場合があるのです。
それでは詳しく見ていきましょう。
【あなた言葉】と【わたし言葉】とは
【あなた言葉】とは、主語が【あなた】になる会話です。
【わたし言葉】とは、主語が【わたし】になる会話です。
夫婦やカップルの場合

~状況~
彼が彼女に無断で女の子と遊びに行っているようだった。彼女が連絡しても、彼は連絡を返さずに夜遅く帰ってきた。
【あなた言葉】
- なんで連絡を返してくれなかったの?
- どうして他の女の子と遊びに行くの?
↑こちらは主語が【あなた】になっている会話なことにお気づきでしょうか?
【あなた言葉】
- (あなたは)なんで連絡を返してくれなかったの?
- (あなたは)どうして他の女の子と遊びに行くの?
会話の中では【あなた】は入っていなくても、意味はこのようになりますよね。
この状況では、彼女はこのような気持ちでいると想像できます。
「連絡を返してくれなくて寂しい・心配。」
「他の女の子と遊びに行ってしまって、悲しい。」
このような感情を、【わたし言葉】にして伝えるとこうなります。
【わたし言葉】
- わたしはあなたが連絡を返してくれなくて、とても心配していたんだよ。
- わたしはあなたが他の女の子と遊びに行っちゃって、悲しくなったよ。
いかがでしょうか。
「どうして!なんでよ!」
と怒りや不満をぶつけるのではなく、どのように感じていたのかを伝えるだけで、印象が全く違いますよね。
子どもに対する会話の場合

続いて子供に対する会話の例です。
~状況~
出かける直前に、子どもが毎回いたずらをして部屋を散らかしてしまう
【あなた言葉】
- (あなたは)何度注意したら分かるの!
- (あなたには)早く準備してって言ってるでしょ!
このように伝えても、なかなか言うことは聞いてくれませんよね。
では伝えたいことを【わたし言葉】にして伝えるとこうなります。
【わたし言葉】
- わたしはこれをしたらダメだよってもう8回は言っているよ
- わたしは今忙しいから、ちょっと急いでくれると嬉しいな
ガラッと変わりますよね。
【わたし言葉】で伝えることで、
”僕はもうこんなにたくさん叱られているんだ”
”お母さんはいそがしいんだ。僕が協力したらお母さんは嬉しいんだ”
と子どもに伝わりやすくなります。
ではなぜ【あなた言葉】で伝えてはいけないのでしょうか?
お気付きかもしれませんが、【あなた言葉】は命令口調になっているのです。
命令されると、人間だれでも反抗・反対したくなってしまう生き物です。
そうなるとより一層、言われたことはやりたくなくなってしまいますし、お互いにイライラが積もって言い争いになってしまいます。
ですので、何か相手に伝えたいときには一呼吸おいて、【わたし言葉】で伝えるようにしてみましょう!
そうすれば、イライラしていても”キツい言い方”をせずに伝えることができるようになります。
【わたし言葉】実生活での使い方

それではもう少し、実生活で使えるような場面を紹介します☆
(あなたは)なんでそんな言い方するんだよ
↓
(わたしは)そんないい方されたら悲しくなるよ
(あなたは)今日こそゴミ捨て行ってきてよ!
↓
(わたしは)今日はゴミ捨てに行ってくれたら嬉しいな!
イメージしていただけましたでしょうか。

私の場合は母との出来事なのですが、母がさりげなく言った一言で私はとても悲しくなった事がありました。
喧嘩に発展しそうだった時に
「さっきのような言い方をされると、(わたしは)すごく悲しくなったからやめてほしい」
と伝えました。
普段だったら喧嘩していたと思いますが、そのあと母は
「ごめんね。そんな風に感じていたなんて気づかなかった、ごめんね」
と素直に謝ってくれて仲直りできた経験があります。
”相手に伝えたいことがうまく伝わらない…。”と悩んでいる方は、
自分が今どのような感情なのかを【わたし言葉】で伝えるようにしてみましょう。
つい忘れてしまうときもありますが、【わたし言葉】で伝えるよう心掛けていると、自然とできるようになってきます。
言い争いになってしまう前に、冷静に、相手に自分の感情を分かってもらう。
これを意識することで喧嘩に発展することも防げます。
普段から【わたし言葉】で会話する意識を持とう
今回は【あなた言葉】と【わたし言葉】について紹介してきました。
相手に対して何か伝える時は、自分の感情を【わたし言葉】で伝えてみましょう。
効果があったらぜひ教えていただきたいです♪
最後まで読んでいただきありがとうございました(*’▽’)
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